2011年03月31日

被災地でできる子供の心のケア(第3回)

大田区下丸子の喫茶店、柊です。

ブログの更新が滞ってしまいました。

震災後の自粛に対して、喫茶店外の仕事であるアドバイザーとして有効な策が打てない場合もありました。
目の前でイベント関連事業が自主閉業しました。
他にも支払いで苦しむ企業や店舗、勤続者がいる、など、対応策を考えており、ブログを書くよりも、そちらに注力していました。

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そんな中、自販機も節電し、家屋も外灯をつけないなど、いつも以上に暗い道となっている下丸子1丁目。

商店街から坂へ曲がり降り、丸子幼稚園から下丸子図書館、矢口中学校へと抜ける道は午後9時を過ぎると物音もあまりしなくなり、女性や子供にとっては不安な道になっています。

節電の意義はわかりますが、丸子幼稚園と下丸子図書館の中間に位置する柊では、外灯と看板照明を点けています。

店内は半減照明にしていますが、夜道への不安の解消になれば、という考えです。
午後6時30分以降、暗くなってから照明を点けるなど、できるだけ配慮はしています。

なにとぞご理解ください。


武蔵新田から下丸子近隣には一人暮らしの方も多く、震災そのものと、以後の息の詰まるようなムードは知らず知らずのうちに心を痛めつけています。

商店街を帰る際は、買わなくてもいいですから働いている人たちを見、一人ではないと感じてください。
興味があったら、手に取り、購入するのもいいでしょう。
震災以前は行っていた、あるいは入ったことのない自分の住む街のお店で、飲食したりお酒を1杯だけでもいいので飲んでみてください。

自分の目で見る、話す、身近な人と触れ合う、これらを体感することは、大きく心を安らげます。

あなたの周りに、いつもより呼吸が早くなってる人はいませんか?
いつもより早口で話すようになった人はいませんか?
印象が変わってしまった人はいませんか?

ご自身の眠りはどうですか?
疲れが抜けないと感じることはありませんか?
心臓の鼓動が耳に付くようなことはありませんか?

「大丈夫」「頑張ろう」という前に、家族や友人、同僚と家で一緒にすごしバカ話やテレビを見るなどしてください。
一緒に食事に行ってたわいもない話をしてください。
飲み会を開いてください。

被災地で苦しい思いをしている方々がいることは、わかっていることです。
そのことから目をそらせとはいいません。

ただ、無事な地域にいる私たちが暗い顔をしていても、なにも解決しません。
むしろ、逆効果です。

日本が立ち直るには長い長い時間がかかります。

その前にあなたの心を壊さないでください。
街をすたれさせないでください。


この2つだけでも、立派な社会貢献です。

あなたの心の健康も、周囲の環境も、多くの人にとっての資産なんですから。

賛同していただけたら、私の届く声の範囲とは違う、あなたの声の届く実生活で、ウェブで、多くの人にこのことを伝えてください。

お願いいたします。

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私が夜マスターをしている柊は、少し立ち寄りにくいのですが、あなたの帰り道に立ち寄りやすいお店があったら覗いたり立ち寄ってみたりしてみてはどうでしょうか。

そして、私が長く暮らし、親しむ街、大田区下丸子近郊に住むみなさん、一人でも多くの知り合いを作ってください。

私はどうにも仕事にしろ人付き合いにしろ受身で、自分から何かを発信するのはあまり上手ではないのです。
半身も若干不自由になってしまい、行動を伴うことにも若干消極的です。
でも、きっかけから多くの発展的な発想をすることは得意です。


私は渡辺英輔といいます。

こんなおっさんです。
SBSH03891.JPG
夜は柊にいます。

改めて、よろしくお願いします。


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喫茶 柊
03-3759-5408(私は17時から)

携帯
090-6023-9171(12時から深夜3時程度)
仕事中は出られない場合もあります。
留守電にお声をいただければ折り返しいたします。

メール

eisuke41@gmail.com


匿名であっても返信はしています。

facebook
http://www.facebook.com/EisukeWatanabe
ちょっと放置気味でも、毎日チェックはしてます。

twitter
http://twitter.com/HIIRAGI1978
比較的つぶやきが暑苦しいです。

アメブロ
http://profile.ameba.jp/nabe-rx/

柊ブログ
http://hiiragi1978.seesaa.net/

延べ人数ですが、SNS、メール(ML)を含めウェブでは3000人近い方と接してきました。

うまくやればセミナーやるとか教材を売ったりして儲けられたのかもしれませんが、私は人も企業もそれぞれ違うもの、という考えをしています。
確かに共通項はありますが、いろいろな知識やスキルを当てはめる前にやることがたくさんあることを私は知っています。

個別対応をしているので、まあ、儲かりませんね(^^;

ウェブでつながってるみなさんとは、ほぼ非営利です。

もし営利でつながるのだとしたら、みんなで年収1億くらいは目指しましょう!
そういう、妄想の部類のアイデアなら無数にあります。
ってことは3000億か、半端ねぇな…

それはともかく、本当にいつもありがとうございます。

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【情報共有】
ボランティアを考えている方へ

【心理的支援PDF】
PFAは地震直後などに行うことのできる効果の知られた心理的支援の方法を、必要な部分だけ取り出して使えるように構成したものです。
http://p.tl/zmaT
これから個人でボランティアに行くつもりの人は読んでおいてください。

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さて、ようやく本題です。

被災地でできる子供の心のケア(第3回)


東京学芸大学教授 臨床心理士の小林正幸さんより
掲載の許可は取っています。

子供を中心に書いてありますが、大人の方にも有効に働くと思います。
被災地にいないお子さんも、心のケアは必要になっています。

以前にあげたボランティア専用の心理的支援に比べれば難しいことは書いてありませんので、是非お読みください。

第1回 身体面からのこころのケア
http://hiiragi1978.seesaa.net/article/192691026.html

第2回 辛さを受け止める(1)
http://hiiragi1978.seesaa.net/article/192935967.html


第3回 辛さを受け止める(2)

子どもの傍らにいる大人が、自分の不快感、辛さを受け止めるだけの度量があると判断したとき、お子さんの方が自ら自然に不快感を表現するようになると述べました。

ですが、今、多くの子どもはじっと我慢をしていても、その我慢を超える辛さを表現するお子さんもいます。

この時期に示す表現は、恐怖、不安と、悲しみが多いと思いますが、怒りを表現するお子さんもいるかも知れません。
それが表現されたときに、その恐さ、不安、悲しみ、怒りを受け取ったことを、大人の側が表現してください。言葉で言えば、「恐かったんだ」「嫌なんだ」「悲しいんだ」「悔しいんだ」「淋しいね」「辛いね」「腹が立っちゃうよね」という言葉です。

そして、余裕があれば、「○○なので、嫌なんだ」「○○してほしいのに、してもらえないのが悔しいんだ」というように、お子さんがそのように表現する理由を、見当を付けて述べるようにします。

以上が原則ですが、親御さんにしても、周囲の大人にしても、余裕を持ってこれらはしきれないことも多いと思います。

この時期に大きな揺れを示すお子さんは、心配で心配でたまらないのだろうと思います。
ただ、それをどのように言葉にしても、心配だと語ることも、何を心配しているのかを言葉にするだけで、押しつぶされるような不安が生じてしまうと思います。

ですので、子どもは、最大の心配までは、なかなか口に出せませんし、当方にそれを受ける度量がないと思うときには、お子さんがそのように表現する理由にまで触れないことが大事なことになります。


それでも、万一、その理由をお子さんの方が口に出されたとしたら、「きっと大丈夫だよ」と抱きしめるしかないのだと思うのですが、物理的に抱きしめることができないときには、包み込むような言葉を言葉を選びながら、ゆったりと語るようにしてください。
このときに、先に泣いてはいけませんが、お子さんの辛さを受け取ってもらい泣きをするのは構いません。
相手の辛さが伝わってきたときに、「心配なんだよねー」と無理なく言えるときには、自然に涙が出て来るだろうと思います。
涙をどうするのか・・・などと考える必要はないと思います。
その辛さをしみじみと感じ、分かち合うようになさってください。

辛さは、誰かにつつまれて、感じきることで、時間の経過に伴って低下していきます。
お子さん自身のこころの揺れが収まるのを、そこでじっと待つようになさってください。
この時間を短くしようとして、気分を変えるように促すのではなく、その気分が消えるまでゆったりと関わることが原則になります。



余談
だからというのもなんなんですが、この時期、テレビが発するエンターテインメントは、歌やストーリー性のあるもの(ドラマ・アニメ・特撮)、お笑い(バラエティではなく)であるべきだと感じます。

一方的な発信には変わりがないんですが、共感し、考えることができる、もしくは考えなくていいもの、ということになるでしょうか。

フリートーク系のバラエティは、捉えどころがなく、時として不用意なことも発信されますので、作り上げられたもの、を発信することが安心感につながるように感じます。

また、過度に震災を意識することなく、発信することが健全性を保つと考えます。

あくまで私見ですが。



posted by マスター at 15:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 震災 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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