2011年03月28日

被災地でできる子供の心のケア(第2回)

心のケアの連載をしているため、喫茶柊でなされたビジネス相談や事業提案からのお話しであってもしばらくはアメブロに書いていきます。

「来るべきソーシャルメディアの?」
http://ameblo.jp/nabe-rx/entry-10843490941.html
柊では常に出る話し、「変化」「考え方のシフト」について主に書いています。

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【心理的支援PDF】
PFAは地震直後などに行うことのできる効果の知られた心理的支援の方法を、必要な部分だけ取り出して使えるように構成したものです。
http://p.tl/zmaT
これから個人でボランティアに行くつもりの人は読んでおいてください。

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東京学芸大学教授 臨床心理士の小林正幸さんより
掲載の許可は取っています。

いかにマスメディアの放送のあり方や被災地外の単純中止や自粛が工夫がないかも、以下を読むと見えてくると思います。

子供を中心に書いてありますが、大人の方にも有効に働くと思います。

被災地に限らず、震災の情報に触れているお子様や大人の方にも心のケアが必要になってきますので、ご一読ください。

以前にあげたボランティア専用の心理的支援(上記してあります)に比べれば難しいことは書いてありませんので、是非お読みください。

第1回 身体面からのこころのケア
http://hiiragi1978.seesaa.net/article/192691026.html


第2回 辛さを受け止める(1)

子どもに安全安心を与えるために、大人ができる最大の支援は、目で触れ、手で触れ、言葉で触れることです。
安全や安心を十分に感じさせる必要があることをお伝えしました。

ここでは、不安や緊張、悲しみや興奮や怒りなど、子どもの示すさまざまな不快な感情、辛さと向き合う場合の原則を述べます。

不快な感情に限らず、あらゆる感情は、表情に表した方が良いですし、何らかの形で表現した方が良いのです。
ですが、無理やり表現をさせることは控えてください。

感情は、自分の願いを、表情や身体表現を通して他の人に伝えるためにあります。
大事なことは、その表現がなされたときに、
それをしっかりと受け止めることができるかどうかです。
その感情が表すお子さんの願いをしっかりと分かり、お子さんの表現を手伝うことが大人の勤めになります。
これができると、辛さや不快感が下がり、このことが安心感や安全感を生みだすのです。

そこで表現されることが、大人にも如何ともしがたいことであり、その表現に大人の方が耐えがたいと感じてしまうと、言葉の上で受け取れたとしても、お子さんの辛さを十分に受け止めたことにはなりません。
大人の側の不安や緊張は、関係が近い場合ほど、子どもには簡単に伝わります。
すると、どれほど平静を装っても、お子さんたちは表現を止めてしまう場合もあります。

必要なことは、何かを語らせることはありません。
お子さんの傍らにいて、お子さんの辛い感覚を感じるように寄り添ってください。
自分の中に「安心感」を腹の底に落とし込むつもりになって、その「安心感」で、お子さんを包んでしまうようなイメージを持つようにします。
そして、ストーカーにならない程度に、いつもお子さんの傍らに誰かがいるようにしてください。

その傍らにいる大人が、自分の不快感、辛さを受け止めるだけの度量があると判断したとき、
お子さんの方が自ら自然に不快感を表現するようになると思います。
お子さん自身が自ら不快感や辛さを表現できたときに、辛さを受け止める最初のステップが始まるのです。
その大前提は、大人の側の根底の部分に「安心感」を根付かせることになります。

これはとても難しいことです。
大人の側が、「そうしなければならない」と力まないようにしましょう。無理はやめましょう。
大人が必死なうちは、お子さんたちは、辛さを感じながらじっと表現をせずに我慢をしているということ、そこは、せめて、頭では理解しておき、大人の余裕ができたときに、以上を、お子さんに接する基本に置いていただきたいと思います。

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あらかじめ全文を読みたい場合は、ご連絡ください。
メールにて送信できますし、記録メディア(USBメモリが妥当)をお持ちになれば喫茶柊でコピー可能です。(許可済み)

渡辺英輔

eisuke41@gmail.com



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2011年03月27日

被災地でできる子供の心のケア(第1回)

東京学芸大学教授 臨床心理士の小林正幸さんより
掲載の許可は取っています。

いかにマスメディアの放送のあり方や被災地外の単純中止や自粛が工夫がないかも、以下を読むと見えてくると思います。

子供を中心に書いてありますが、大人の方にも有効に働くと思います。
被災地にいないお子さんも、心のケアは必要になっています。

以前にあげたボランティア専用の心理的支援に比べれば難しいことは書いてありませんので、是非お読みください。



1 身体面からのこころのケア

この時期、こころの不調は体調に出ます。
眠り、食欲が大きなバロメータですし、下痢や腹痛、頭痛、発熱なども、
こころの辛さと関連することが少なくありません。
厳しい環境下ですので、風邪なども引きやすいと思いますが、
身体が休むようにということで、身体面でのケアを丁寧になさってください。

家族や一緒にいる大人ができることとしては、
そのお子さんが楽しめそうな遊びを誘うことです。
楽しいと言っても、おとなしい子であれば、しんみりと 楽しめるあやとりや、折り紙のようなもので良いですし、
大人と2人で同じ絵を描くのでも良いでしょう。
そのお子さん自身が楽しめそうなゆったりとした遊び を誘ってみてください。
無理に楽しませようと頑張ることではなく、関わる大人自身もほっとできるようなことが良いかと思います。

また、「ちゃんと眠れた?」と尋ねることや大人が一緒に床を並べて寝ることを誘うこと・・・
(避難所などでは自然にその形になると思いますが・・・)
で、睡眠ができるようにお手伝いしてください。

このとき、子どもをそうしようと誘うのではなく、
大人の側が、「心細いので一緒に床を並べて寝てほしい」とお願いをする形が良いでしょうね。

眠りは浅いはずですので、うつらうつらでも長い時間眠るように、
お子さん自身も周囲の大人も心がけましょう。

家族のように関係が親密であるのなら、お子さんに優しく触ることは続けてください。
手のひら全体でしっかりと密着させるように触ります。
一緒に眠ることができるときはタイミングを見て触ることや、
髪をすいてあげるときなどに、片方の手ではそのような指使いをすると良いかも知れません。
身体面での不調があると、自然に大人は子どもの身体に触ることになりますが、
こころの不調が身体に表れるのは、このためであるのかも知れません。


安心感や愛情は、目で触れること、手で触れること、言葉で触れることだと思います。
以上をたくさんしてあげてください。

この先も、心理的には厳しい時間が続くと思いますが、
この積み上げが、これから先の厳しい時間を凌ぐエネルギーになるかと思います。

もちろん、関わる大人たちも、辛い状況にありますので、決して無理をせず、頑張りすぎないようしてください。



あまり詰め込んでもいけないので、短めにあげていきます。

あらかじめ全文を読みたい場合は、ご連絡ください。
メールにて送信できますし、記録メディア(USBメモリが妥当)をお持ちになれば喫茶柊でコピー可能です。(許可済み)

eisuke41@gmail.com




あいだに通常のブログもはさむと思いますが、毎日関連記事はあげ、そのたびにリンクを添えますので、その点はご理解ください。




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2011年03月23日

明日のあなたは無力じゃない

おはようございます。

大田区下丸子の渡辺です。

ブログのタイトルは、今回の震災で無力感にとらわれ、絵を描くのを捨てようとした人に言った言葉です。

使用許可は得ています。

まだこれからのアイドルや歌手志望や楽器をやっている人、絵やイラストを描いている人、もしくはこういうとき、買い控えられるものを売っている商売の人、観光業、飲食店などなど

苦悩しています。

マスメディアのせいだけにしたくはないですが、ただでさえ心の底から笑えない状況の中で、一方的な情報の奔流や、震災前に撮った内容のバラエティの放送は正直堪えます。

家族の名前を呼びかける時間を、
生放送でただ歌うだけ、絵を見せるだけの時間を提供してほしいと個人的には思います。

イベントの単なる中止も連なるすべてに経済的な打撃を与えるだけです。

開催しないのなら、いずれかのメディアやネットでの呼びかけを、
販売品があるのなら、義援金にするなどの工夫をして販売やオークションをしてほしいと考えます。

資産には、経済的なものだけではなく、キャリアや心の豊かさ、楽器ができたりスポーツができたりすること、健康であること、さまざまな人とつながりがあること、さまざまな環境もあります。

私は43歳ですが、この前後から上の世代は、多くの資産を継承せず、育んでこなかったのではないでしょうか。
特に、マインドの部分で。

確かに今、義援金や物資は集まり、ボランティアに行こうという気運は高まっています。

今までの例で行くと、1ヵ月後には半減しています。
特に新年度にこれから入ります。
単純自粛をしていた反動で、しばらく経済的に苦しい人が多く出ます。
メディアの報道が落ち着き始め、あるいは飽き、自分の生活がもっとも大事になります。

直接、間接、中長期的に考えなくてはいけません。

1年後も、日本は復興の最中でしょう。
5年後もです。
10年たっても終わらないかもしれません。

心のケアは一生続きます。

瞬間で燃え尽きず、火を灯し続けてください。

今、無力を感じているのなら、明日、どうすればいいのか、どうあればいいのか、一日30秒でいいから真剣に考えてください。
これが1分でも毎日は続きませんから、30秒でいいです。

今はできるんです。
1年後に、何日忘れたか、思い出したかのように騒ぐマスメディアを通して気づいてください。

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忘れない方法のひとつを、以下のブログで提案しました。

『日本という国に夢と希望を持てる提案』
http://bit.ly/dKv0VT

twitterではこう表現してあります。

優先されるは被災者とライフラインの復旧です。その上であえて発起しました。日本の底力をあげる提案になります。ご一読ください。
https://twitter.com/#!/HIIRAGI1978/status/49853452989374464

提案PDFへの直リンです。(上記ブログと同内容)
http://p.tl/WPvY
さらにいうと、この提案に連なると、顧客サービスを中核にした「企業文化」を築き、社員で育むことができるようになるはずです。

横並びが好きな日本では、広義な意味で突出した特長を持つ企業はあまりありません。

しかし、文化資産を運用することで、(いやでも)社員と顧客のために幸せを創造し、幸せを届けることを目的にせざるを得なくなります。
これが商品と捉えるか文化と捉えるかの大きな差です。

企業の特色に応じて関わる文化資産は変わるでしょう。

共感や好意についてはブログ(PDF)にも書いてあります。

さまざまな文化と支援、協力者があるネットワークにはアーカイブする構造がおのずから生まれます。
クリエイティブコモンセンスとしての相互利用や、文化ごとのコラボレートができます。
同時に目的が集まる構造には参加しやすさが生まれます。

さらに、緊急時用の連絡・帰宅マニュアルや過去必要だった民間・医療物資のリスト、イベントなどの変更方法、中止の際のガイドライン、パニック(買占めなども含む)の防止策、義援金や物資支援のあらかじめの選定、許認可方法、託せる団体、物資輸送の連絡先・手段などを集めておくこともしておかなくてはなりません。

アメリカの日本人大学生が震災直後に支援団体を作り、30時間で上記のほとんどができたのですから、不可能ではありません。
平時になったときでいいですから、これらはこの提案のみならず、各企業、団体、大学サークル、自治体、地域社会で備えておいていただきたいです。
上記に書いたことは、すべてネットにあげられる「情報」です。

独自にせず、共有していれば時間も短縮できますし、補い合えるでしょう

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改めてそのうちの2つを共有しましょう。

PFAは地震直後などに行うことのできる効果の知られた心理的支援の方法を、必要な部分だけ取り出して使えるように構成したものです。
http://p.tl/zmaT
これから個人でボランティアに行くつもりの人は読んでおいてください。
上記の部分は
https://twitter.com/#!/HIIRAGI1978/status/49821095263617024
このツイートです。
あまり拡散という言葉は好きではないですが、多くの人に知っておいてもらいたい内容です。
自分が行けなくても、心構えを伝えることはできますから、読んでみてください。


「自然災害発生時における医療支援活動マニュアル」
非公開のものではなく、政府や自治体も持っているはず、とのこと。
http://p.tl/HsFH 地震発生時に公開していれば、病院関係からの支援物資が明確化したと思うのですが…

上記はこのツイートです。
https://twitter.com/#!/HIIRAGI1978/status/49820703691784192
PDFの部分を多くの人がアーカイブしてくれることを願います。

新潟の地震後に作られたレポートです。
これがすぐに公開されていれば、先遣した赤十字や支援団体に多くの医療物資が託せたのではないかと、考えてしまいます。
私はこれをアメリカの日本人大学生から送ってもらいました。

アメリカでは大学生がいつでも読める状態にあったのです。
今回の震災復興の最中にもこうしたレポートは出るでしょうから、見つけたら拡散してください。

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環境エネルギー政策研究所所長の飯田哲也氏が原子核物理の観点から今回の原発事故に関して「最悪シナリオはどこまで最悪か」というレポートを発表しました。
錯綜する情報に惑わされないためにも正確な知識・考察が必要と考えます。
興味のある方はご覧ください。
http://p.tl/wEse

このツイートになります。
https://twitter.com/#!/HIIRAGI1978/status/50074356579188736
苛烈な内容ですが、最悪と捉えて論じれば、という点では信用のおけるレポートだと思います。
よく読み、他の情報と比べる材料にしてください。

これはバークレーの学生から送られてきました。

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Action Japanと仮称しているはじめにあげた提案の紹介用ウェブサイトです。
http://actionjculture.jimdo.com/
つたない英文の改善も含め、協力者を募っています。

あなたがツイートしたり、ウォールやボイスに投稿してくれるだけでも支援になります。



あなたが夢中になり追いかけ、のめりこんでいるものは文化です。

文化は資産になります。


『強い者が生き残るのでも賢い者が生き残るのでもない。変われる者だけが生き残るのだ。』
ダーウィン



明日のあなたは、無力ではありません。
posted by マスター at 05:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 震災 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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